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【住み込みインターン募集】自然栽培の現場で過ごすインターン開催|鹿嶋パラダイス

朝、田んぼに足を踏み入れると、ふくらはぎまで土に沈みます。つい最近刈ったばかりの草が稲に追いつけ追い越せと成長してくるから、負けじと除草をしていく。

撒いた大豆は芽が出てきてすくすくと伸びてくる。藍も収穫してもしてもどんどんと成長する。エンドレス藍収穫の夏。

夏野菜も「収穫してくれ」と言わんばかりに日々実をつける。トマトもナスもピーマンもししとうも。空は驚くほど大きく、暑さの中に涼しい風が吹き抜ける。

夕陽が沈んでいく田園の中、「今日も一日頑張ったな」と軽トラに乗りながら、夏の風を浴びる。

鹿嶋パラダイスの夏は、こんなふうにはじまります。

鹿嶋パラダイスとは?

茨城県・鹿嶋。私たちはここで、農薬も肥料も堆肥も使わない「自然栽培」を、可能な限り大きな規模で実践しています。育てた米や大豆、麦、藍、夏野菜を、自分たちの手で加工して、自分たちの言葉で届ける。いわゆる “6次産業” を、本気でやっている場所です。

経済合理性とは反している部分もたくさんあるかもしれない。けれどすべては「美味しい」を第一優先として、食作りを行っています。「おいしくって、自然にも身体にも優しい」食に溢れる、そんなパラダイスを目指している場所です。

正直に言うと、自然栽培をこの規模で、しかも6次産業までやっている場所は、日本でもうちくらいかもしれません。だからこそ、ここでしか触れられない知識と景色が、たしかにあると思っています。

鹿嶋という場所のこと

東京から、車でだいたい2時間。海と、湖と、田園に囲まれた、茨城県の南東のまち。鹿嶋は、ふしぎなくらい “空が広く” 感じられる場所です。夏は日差しが強く、湿った海風が田んぼを揺らす。夜はまっ暗で、星がしっかり見える。

鹿島神宮と2600年の歴史を誇るこの土地で続いてきた農の風景に、私たちの “自然栽培×6次産業” は位置しています。少しでもこの私たちの思いに共感してくれる同志を探しています。

なぜ、インターン生を募集するのか

農業の現場は、知れば知るほど “終わりがない” 世界です。そして自然栽培はより終わりのない探求の世界です。除草も、収穫も、製造も。

それを毎日、合計18haを誇る農場と、並行して加工品製造も飲食店も行っています。だからこそ、夏のいちばん忙しい時期に、若い手と若い目線を貸してもらいたい。

でも、それ以上に──ここで起きていることを、これからの世代に 「知っていてほしい」 という気持ちがあります。慣行農業のことも、有機農業のことも、自然栽培のことも、ぜんぶ自分の手で触ってから考えてほしい。クラフトビールが醸造タンクの中で、生きものとして泡を立てる瞬間を見てほしい。”6次農家” として生きるとは何か、それは大変なのか、楽しいのか、続けられる仕事なのか──現場の温度で、自分なりに感じてほしい。

大学や本のなかからは、たぶん見えないことが、ここには山ほどあります。土の重さ、虫の声、雨の予報を読む目、収穫物を選別すること、ラベルを貼って箱に詰める。そういう一つひとつの “細部” がつながって、ひとつの暮らしになっています。たった2週間からでも、その景色はきっと、これからの選択肢を、ひとつかふたつ変えるはずです。「食」も、「働く」も、「暮らす」も、本当は地続きなんだ──そんな当たり前のことを、頭ではなく身体で知る時間になると思います。

やってもらいたいこと

勤務は週6日、基本的には8:00~18:00になります。日々の作業は、その日の天気と作物の状態で決まります。

【農業】田んぼ/大豆畑の除草、藍の収穫、夏野菜の除草・芽かき・収穫 など【加工】クラフトビールの醸造補助、瓶詰め・缶詰め補助 など

【その他(希望制)】新規事業開発のお手伝い、SNSでの発信強化 など

マーケや発信に関心がある人は、希望制で関わってもらえます。「現場を見て、その上で伝える」経験は、机の上では絶対にできないはずです。

 

ある一日の、イメージ

朝8時すぎ、まだ涼しいうちに田んぼへ。除草機を押しながら、一枚の田んぼを往復する。休憩の時間。スタッフから「この稲、葉のいろが昨日と違うでしょ?」と教えてもらう。なるほど、と頷きながら、自分の中の “見え方” が、すこしずつ更新されていくのを感じる。

昼ごはんは、自分たちで育てた野菜中心。午後は、加工場に移ってクラフトビールの瓶詰め作業。夜は、その日に獲れた野菜で乾杯。明日の段取りを話しながら、ふと「あ、これが循環ってやつか」と思う。そんな日々が続きます。

こんな人に来てほしい

■ 自然栽培や持続可能な農業に、興味のある人■ 食・農・ものづくりの “つながり” を、自分の目で見てみたい人

■ 「将来、農にも食にも関わる仕事をしたい」と漠然とでも考えている人

■ 暑さと泥と虫を、ちょっとだけ覚悟できる人

農業の経験は、まったく必要ありません。体力よりも、好奇心と、ちゃんと自分の頭で考えようとする姿勢を大切にしています。「とにかく現場を見てみたい」という一点でも、立派な志望動機です。

募集要項

期間 2週間〜2か月(2026年7〜8月のあいだで応相談)
場所 茨城県・鹿嶋パラダイス
対象 大学生以上の方
勤務 週6日
住居 こちらでご用意します
食事 こちらでご用意します
報酬 無給

無給という条件は、正直、ハードルだと思っています。それでもなお、住む場所と食事は気にせず、目の前のことだけに集中してもらえる環境は、できる限り整えました。お金では買えない知識と、人と、景色を持って帰ってもらえたら、と願っています。

応募締切・選考フロー

応募締切:2026年6月30日

※ 応募状況により早めに締め切る場合があります

  1. 応募方法:下記内容を記載の上、弊社へメールにてご連絡をお願いいたします。(メールアドレス:info@paradisebeer.jp)
  2. 〈記載内容〉氏名・生年月日・住所・経歴・志望動機・このインターンで経験したいこと・ご自身の写真(一枚)・インターン可能日程
  3. 選考:応募内容を確認のうえ、オンライン面談(30分程度)をご案内します
  4. 結果連絡:面談後、1週間以内にご連絡します
  5. 受け入れ確定:受け入れ期間・宿泊などについて相談のうえ、正式決定

応募の段階で「自然栽培の経験」や「立派な志望動機」は必要ありません。“なぜ来てみたいと思ったか” を、自分の言葉で書いてもらえれば、それで十分です。

最後に

「学びたい」「現場のリアルを知りたい」「自分の手でなにかを作ってみたい」──そんな気持ちがある人に、私たちは胸を張って、この現場をひらきます。

稲が育ち、ビールが醸され、食材が調理され飲食店でお客様へ届ける。その全部を、ぜんぶ繋げて生きている場所が、ここにはあります。

2026年の夏、ぜひ一緒に、汗を流しましょう。あなたの応募を、田んぼと畑のまんなかから、お待ちしています。


応募はお気軽にどうぞ

メールアドレス:info@paradisebeer.jp